かころぐ

とある万屋(何でもエンジニア)の思ったこと。

北総鉄道値下げ訴訟の感想

北総鉄道値下げ訴訟 住民敗訴 NHKニュース

http0://www3.nhk.or.jp/news/html/20130326/k10013467121000.html

 

東京と千葉県を結ぶ北総鉄道の運賃が高いのは、乗り入れている別の鉄道会社が線路の使用料を実質的に支払っていないためだとして、沿線の住民が、国に線路の使用許可を取り消すとともに運賃の値下げを命じるよう求めていた裁判で、東京地方裁判所は住民の訴えを退ける判決を言い渡しました。

 

至極まっとうな判決だと思うのですが・・・。 

何故かというと、原告が言っていることは言いがかりに近いから。

>乗り入れている別の鉄道会社が線路の使用料を実質的に支払っていないため

この根拠が不明なのです。

北総鉄道京成電鉄都営地下鉄京浜急行電鉄に乗り入れしている為、他社の鉄道会社が線路を使用した場合

使用料が発生しますが、それは北総鉄道が他社の線路を使用した場合でも発生します。

そのため、精算運転というできるだけ使用料を発生させないようにしています。

その結果、線路使用料を払っていないのであるのですが・・・。

まぁ、運賃は以下のように確かに高いですけどね。

 

北総鉄道:高砂~千葉ニュータウン中央 23.4Km 170,480円/6箇月定期 720円/片道運賃 

東葉高速:西船橋~東葉勝田台     16.2Km 89,210円/6箇月定期 610円/片道運賃

JR   :新宿~舞浜         23Km  54,440円/6箇月定期 380円/片道運賃

 

最近は、土地代が安い+首都圏からのアクセスも悪くないので千葉ニュータウン近くに 

データセンタもできてきましたが、定期券代が高いので全区間定期で来るのはプロパーだけという噂もちらほら・・・。

駅員さんに「定期代が高すぎで自腹なんだよ!!」って怒鳴り散らす人は珍しくないそうな。

(高砂までの定期券代+北総鉄道の定期代なので、余裕で30万円超/6箇月定期のできあがりなのです)

北総鉄道沿線住民だと高額の運賃がかかるのでなんとしても値下げして欲しいのはわかりますが

建設費が高騰した時期に建設した為、最近まで債務超過という財務基盤・・・。

毎年黒字を出していますが、借金が総じて多い為(年間利益20億円に対して、負債額約800億円(2012年度))安易に値下げはできない。

 

なので、後は外部から補助金を入れる若しくはデータセンタ等北総鉄道沿線に企業誘致をして早急に負債を減らすなどしないとダメでしょうが、裁判等でメディアに取り上げられると企業誘致しづらくなると思うのですが・・・ 

沿線住民が運賃を下げる活動の為、企業誘致を妨害する構図にみえるのです。

それで、さらに運賃が高止まりしても止むなしなのでしょうかね?

トラブル☆しゅーたーず#05 ~過去からの贈り物~

Summary

 

 

 

 

 トラブル☆しゅーたーず#05 ~過去からの贈り物~ に参加しました。

トラしゅ参加は4回目ですがこの勉強会がある朝は毎度毎度、

リアルトラブル対応してから参加するジンクス発動しました。

(5回中5回とも発動している気がするのは気のせいです。)

Linuxのはあまりわからないのでいつもドキュメント係になっている気がしますが

 

 

また、イベントを開催してくださった運営の皆様、そして会場だけでなくニフティクラウドのサービスも提供してくださったニフティさん、本当にありがとうございました。

 

あなたはとあるweb系システムインテグレータ TORAshu に務める社員です。

立場としては、もうすぐリーダクラス?そろそろ一人ではなくチームで協力して物事に立ち向かう立場になりつつあります。最近ではとあるお客様のサイトでいろいろありましたが、それを糧にいろいろなことに立ち向かえるようになってきた実感があるような無いような・・・

 

詳細はこちら

 

Questions

 

 

 

 

 

 

ニフティクラウド上に乗っているWeb/DBサーバ・Batchサーバ各一台構成

・基盤(ニフティクラウド側)で障害が発生したらしく昨夜再起動したらしい。

・Webアクセスがおかしいので直して欲しい

 →買い物かごが使えない(決済ができない)

 →画像が表示されない

・16時からテレビに取り上げられるからそれまでに直して欲しい

 →何百万の売り上げにかかわるそうです

 →ちなみに言われた時間は14時

・あ、あとアクセス数は数えておいてね。今まで調べていなかったから。

 

調べてみると、

・Web/DBサーバにssh接続できない

・Console接続できるけどログインできません。

(でも、サービスは微妙に使えるという判断に迷う状態)

 

 

 

 

 

Result

 

 

 

結局、16時どころか18時の報告会の際にも事象は解決せず。

まぁ、止む得ないですね。

 

私はLinuxは概要しかわからないので、わーわー言うだけメンバーに作業をお願いする状態は今回も変わりませんでした。 

技術が無い以上、チームをまとめる役に

 

良かった点

 

・予算はどんぶり勘定である程度貰っておく

→都度都度お客様に許可を貰うのはしんどいのである程度裁量を貰う

 

・早い段階で障害サーバのコピーインスタンスを取っていたので少しは余裕ができた。段取り悪かったけどね。

→間違って壊しても、コピーサーバを再度コピーすれば良い。

→→じっくり障害対応する際は便利な機能ですよね。

 

・報告書を書くときは時間を決めて全員で取りかかる

→エンジニアはドキュメントよりも障害復旧を優先しがちで、成果物がどっちつかずの結果になることが多い

 

 

 

 

以下反省点

・時間が無い場合は、さっさとお客さんに材料与えて判断してもらう

→お題にリブートして良いと書いてあったのを見逃していて40分ロス

→お客様に判断しないといけないことをチーム内で論議しても仕方が無い。

 

・サービスが中途半端な状態だったのでWeb/DBサーバにアクセスさせたくなかった。そのため、Sorryサーバの構築しましたが、DNSがうまく流せなかったので、LB噛ましてのSorry機能を使用しました。

が、仕様を理解していなかったのでうまくSorry表示されなかった。

→当然ダウン時しかSorryでないよね。

Linux側のICMPを切ってしまえば(iptables で Drop)よかった。

→→LBのHealthcheckをサーバ側がDropしてしまえばDownしていると勘違いします。

※但し、IPv6の場合下手に切ることができないけど。

 

・LBでSorryに流した場合はLBのログも確認する。

→Sorryで流していた時にDos攻撃受けたみたいですが全く気がつきませんでした。

 

・予想外のリブート・ログが残らない作業はパニックを起こしやすい

→15時30分のrebootで完全にパニック。

→とりあえず、crondを止めてしまいましたがログは確認していないです。

→→答え合わせで思い出しましたがATコマンドはログ残らないよね

→→運用ポリシーでATコマンド使用禁止の理由が今更理解した。

 

・現場をまとめる人もある程度は技術は知らないと変な指示をだす。

 

・Teratermのログの取り忘れ

→これは致命的。山○君を責められないね。

 

・お客様の立場を顧みない行動が多かった。

→一時報告を15時30分・16時迄に復旧と言われていたのに「遅くなります」のメールなしにぶっちぎり。

→→タイムキーパーが不在でメールを定期的に確認するべきでした。

 

・復旧できていないのに、復旧方針を出さないのに改善策を出すの?

→これは確かにおかしいよね。

 

 

・状況把握ができず何処に最新の情報があるか把握ができなかった

→chatworksがあったのでだいぶ助かりましたがそれでも情報が錯綜していた。

 

Improvement 

 

・お客様・チームメンバとの情報共有

・技術の習得と段取り

Windows Power Shell で指定したサービスの稼働確認

Windows Power Shell 3.0 になってsyntax error(構文エラー)に波線が付くようになったというのと、Windows 2008 R2 とWindows 7 に標準搭載されるようになったので最近ちょくちょく使うようになりました。

 

個人的意見ですが、私はGUI操作は好きじゃ無いです。

理由は簡単で「GUI操作の場合、証拠が残らないから」

 

特に、サービスの確認漏れ・誤操作というのを幾度となく見てきたし(私も経験した)夜中眠いときに、画面のことを電話で言われても困るのよ。

その点、CUIはログを出すようにすれば(←ここ重要)最悪コマンド叩かせてログを送って貰うのもありですし、作業員さんも確認する項目が減るでしょう?

というのが、私の持論です。

 

さて、本題のPower Shell を使ってサービスの確認をしようですが

「Get-Service」を使いますがこれだけで叩くとサービス全て出てきます。

 

それでは確認しづらいので、フィルタをかけるわけですが、一筋縄ではいきませんでした。

それは、パイプで渡されるのがテキストではなくオブジェクトだから

単純に出力結果にgrep をかけるだけではないのです。

それを理解するのに1時間くらいtry and error です

結果的に、「 Where-Object {$_.ObjectName -match "pattern"}」でパイプするでした。

やっぱり自ら考え手を動かさないと技術は習得できないと痛感しました。

 

 

 

以下、「windows から始まるサービスが稼働中のものを一覧で表示するコマンド」でした。

「Get-Service | Where-Object {$_.DisplayName  -match "
windows"} | Where-Object {$_.Status  -match "running"}」

 

>>2/25追記 上記は基本書式ですが、PSv3からは以下簡略書式も使えました。

>>「Get-Service | Where-Object DisplayName  -match "windows" | Where-Object Status  -match "running"」

 

 

 

Status   Name               DisplayName

------   ----               -----------

Running  AudioEndpointBu... Windows Audio Endpoint Builder

Running  AudioSrv           Windows Audio

Running  eventlog           Windows Event Log

Running  FontCache          Windows Font Cache Service

Running  MpsSvc             Windows Firewall

Running  stisvc             Windows Image Acquisition (WIA)

Running  W32Time            Windows Time

Running  wcncsvc            Windows Connect Now - Config Registrar

Running  Winmgmt            Windows Management Instrumentation

Running  wlidsvc            Windows Live ID Sign-in Assistant

Running  WMPNetworkSvc      Windows Media Player Network Sharin...

Running  WSearch            Windows Search

Running  wuauserv           Windows Update

 

 

#cross2013 に参加してきました。

cross2013に参加してきました。

 

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うん、私もそのつもり。

さて、参加したカンファレンスの内容と感想を徒然と。

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(1-D)「大規模インフラにおける障害」

私みたいなオンプレミスばかり対応しているエンジニアとは縁が無い気がするのですが、

クラウド(仮想集約型)とオンプレミス(いわば既存システム)とではインフラ障害は違うのかが

すごく気になったので参加しました。

やはり、仮想集約を突き詰めると特有の問題が出るのね。

汎用機からオープン系に移った時とで、かなりカルチャーショックを受けましたが、今回はそれ以上です。

はっきり言って、ハードウェアメーカはかなりジレンマでしょう。

仮想集約を進められるとそれ専用のハードウェアを準備するのか。でも数が出ない。

そこは事業者とメーカで協議することになるのでしょう。

 

あと、DR用途で事業者を跨げると良いけどどうなるか・・・。

 

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(2-D)「ネクスト・ジェネレーションクラウドネットワーク ~ 雲の中のリストラクチャリング ~」

これはスピーカがVMwareの方とMSだからという理由で選んだというね。

「仮想化が進むとVLANの数が約4000個じゃ足りないよ!」

じゃあ、どうやって解決しようということで2社が提唱する技術を紹介。

やはりエンジニアはアンテナを張ってないとしんどいね。

あと、「技術者は技術を売りたいけど利用者はそんな技術なんて知らないよ!」という当たり前な事は忘れやすいのよね。気をつけねば。

 

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(3-A) 「継続的サービス改善のゲンバのハナシ」 

 まとめ → http://togetter.com/li/441708

(4-A) 「継続的システム運用のゲンバのハナシ」 

 

スピーカにガソリンという何か(ビール)が置かれていてざっくばらんにお話があるスタイルです。

「ユーザをちゃんと見る」

「相手を説得するには、可視化するなりわかりやすくしてから、それでもダメならしつこく」

至極当然のこと程忘れてしまいがちなのです。私も気をつけないとね。

 

 

 

 

 

 

これらは当然なのだけど以外と見逃されがちだと思うの。

 

 

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/* (*-*)運営スタッフさんへ

 * 今回のは約1000人の参加者という割には、スタッフさん間の連携があまりできていない気がするのが気がかり。

 * 次もやるのであればこれ以上の参加者となったとき大丈夫?と

 * 一般参加者の視点なので、スタッフさん側で熟慮の上でこうなったらごめんなさい。

 * 

 * ・スタッフさんに動線意識が少ない

 *  →人の動線・物の動線がかなりクロスしていましたので。

 *  →特に、食事と飲み物と人の動線って重なりやすいので如何に逃がすのかは腕の見せ所だと思います。

 *   結果論でしょうが「どうしてこのタイミングでこのスペースを空けた」のかが理解しがたいところが散見された。

 * 

 * ・無線環境が無いので電波がかなり混雑していた

 *  →致し方が無いとは言え、ある程度は予測できる事態なので「ホームアンテナ←→Wired」があれば・・・。

 * 

 */

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かなり楽しかったです。

 

「当たり前というのは、結構忘れるものです。」

次の営業日から忘れないようにします。業務には使いませんが(ぉ

 

あと、サントリーさんからグラス貰いました。

 

最後に、発表された方々、エンジニアサポートCROSS 2013 実行委員会の皆様、スポンサー企業の皆様及び平日であったのにもかかわらず参加された皆様ありがとうございました。

 

また、次回があればお願いします。